この記事では、ブログ未経験のど初心者だった僕が、ブログ開設からグーグルアドセンスで月収10万円を達成するまでにやったことをまとめました。
僕が副業でブログを始めたのは2018年11月。グーグルアドセンスの審査通過が1月頭。そこから月収10万円を達成したのは、ブログ開設からおよそ8ヶ月目でした。
アドセンスの実績とりわけてセンスやスピードも無かった僕が、10万円に到達するまでにかかった期間は普通か、あるいは遅い部類に入るのかもしれません。
でも、1年継続した結果、
- 2019年11月 1,419,741円
- 2019年12月 1,128,345円
という信じられない結果が生まれたのも事実です。
「ブログ実践者の95%が5000円を稼げないままやめてしまう」と言われるネットビジネスの世界。
ブログスタートからの1年後、2ヶ月連続で収益が月収100万円を超えて思うのは、
正しい方法さえ身につければ遅かれ早かれ結果は出るから焦らなくていい
ということです。
3ヶ月で10万円なり30万円の結果が出たとしても、燃え尽きて手が止まってしまっては意味がありません。継続こそが重要です。
そして継続するために必要な基礎は、未経験の初心者にとってはどうしてもとっつきにくいものだったりするんですよね。
なので、裏技とか、近道とかを探して横道に逸れて離脱してしまう人に向けてのささやかなモデルケースとして、僕の体験を活用してもらえれば幸いです。
副業ブログに必要な設備と掛かった費用
副業でブログをやるに当たって、掛かった費用は全部まとめても5万円くらいでした。
[box02 title=”副業するのに掛かった費用”]
- 激安中古ノートPC 3万円くらい
- 机と椅子 ニトリで併せて1万円くらい
- サーバー代 年間1万円くらい
- ドメイン代 年間千円くらい
[/box02]
ブログを始めた頃、僕の家ではデスクトップPCはリビングにあり、なかなか集中できる環境じゃありませんでした。それに、ゲームとか写真とか誘惑が詰まったPCだったので、気が散ってしまうのが悩みのタネでした。
ので、クローゼット代わりにしていた部屋に籠もって作業をするため、「視界にはPCと壁しかない環境」を構築しました。
カッコから入るタイプの僕はこの時ノートPCはMacBookを買おうか結構悩んだんですが、使い勝手もわからないし高いし…ということで、収益がきちんと上ったらいつか買おう、ということで激安中古PCを買ってみました。
たまに機嫌は損ねますが、今でもバリバリ仕事してくれる頼りになる相棒です。
ちなみに暖房がない部屋で作業していたので、暖房費をケチって冬場は10℃を切るくらいのさむーい環境で震えながら黙々と作業していました笑
作業環境が整っている人にとっては、実際にかかる経費はサーバー代とドメイン代だけになりますね。
ブログで副業をやるメリットの一つとして、固定費や維持費が本当に安いこと。信じられないくらいノーリスクで始められることも魅力の一つですよ!
独学では無理だったので人に教えてもらうことにした
「会社辞めたいから副業しよう!」
と思い立ったのが2018年の冬、僕は36歳でした。そのとき、
「ブログに関する知識ゼロ、何をやっても続かない僕が、独学で月収と同程度のお金を稼ぐまでにどれくらい時間がかかるのだろう」と考えました。
ネットに落ちている情報はあまりにも多すぎて、どう取捨選択してよいのかもわからないし、変な教材掴まされて失敗もしたくない。
思い出されるのは20代の頃。
飲食業を辞めて「これからはプログラミングの時代っしょ」と分厚いマニュアルを買って、「HP上に時計を表示させて満足」して3日で挫折した過去が思い出されました。
「独学だと、たぶん挫折するだろうな…」
失敗しても成功するまで続ければいいのですが、まもなく娘も生まれてくるし、「夜泣きで寝れなくなるよ」と周囲から脅されていたこともあって、
「既に結果を出している人から直接習ったほうが絶対早い」
と早々に結論を出しました。
そして、ネットで見つけた、僕よりもずっと若くして、ネットビジネスで成功している起業家の方に教えを請うことを決意。
コンサルにかかる費用についてはある程度予想していた金額だったので驚きはしませんでしたが、それでも奥さんの承認が不可欠でした。
僕は帰宅した夜中、奥さんにこんなことを話しました。
- これから生まれてくる家族を養うためにお金が足りない現状
- 頑張ることを諦めていた自分を変える最後のチャンスかもしれない
- もしこれでダメだったら一生会社員としてやっていく
結果は、OK。
僕の熱意が伝わったのかとも思いましたが、この頃の僕は「仕事→ゲーム→寝る→仕事→ゲーム…」というダメ過ぎる日常生活を送っていたので、奥さんは僕の将来性について密かに危機感を持っていたからだったのかもしれません。
とにかくも、家族は僕のチャレンジを応援してくれることになりました。
予想の範囲内とはいえ、自分でもよくわかっていない未知のジャンルに数十万円という自己投資をする瞬間はさすがに手が震えました。
でもそれ以上に、「やるからには絶対結果出す!」と僕自身覚悟を決めるきっかけにもなったし、支払った費用以上に、多くの自信と経験と収益を手に入れることができました。
重要なのはノウハウよりも、続けるための精神的なタフネス
僕はアドセンス審査通過に30記事程度書きました。5,6回落ちてますし、1ヶ月以上掛かっています。自慢じゃないけどセンスはありません笑
なので、「5記事ですぐ通った」なんて人のツイートを見て「チーン…」ってヘコんでました。3ヶ月で30万円の実績を出している人に嫉妬し、反動で手が止まりかけたことも。
きっと独学だったら「なんだブログ稼げないじゃん」ってこの段階で早々に撤退していたと思います。
何事も、モチベーションを維持するのが、一番大事ですし、本来、僕のような初心者が意識を向けなければならないのは、
「どうしてうまくいかないんだ…」ではなく、「今のやり方じゃダメみたいだから、あとこれとこれをやってみよう」というマインドです。
幸いなことに、僕は一人じゃありませんでした。
必要な時に、必要な方法を、必要な言葉でサポートしてくれるコーチが、僕にはいた。そして、毎日のように添削をお願いし、「トレンドとはなんぞや」について毎日意見のすり合わせをしてもらっていました。
今でこそ僕は、「よそはよそ!うちはうち!」と誰かのペースに心を乱されることは少なくなっていますが、それもこれも「既に結果を出している人から学べるノウハウと心の置き方・使い方」のサポートがあったからこそ。
自分一人で無理だ、と感じている人は、「既に実績を出している人に教わる」という選択肢も普通にあっていんじゃないかな、と思います。
ノウハウは多くの人が持っていますが、「継続するためのマインドを鍛える術」を持っている人は意外と少ない印象です。見極めは難しいですが、その人が発信している内容や考え方、思考を隅々まで調べ上げると見えてくると思いますよ。
なぜトレンドアフィリエイトを選んだのか
ブログで収益化を図るに当たって、トレンドアフィリエイトを選んだ僕個人の動機はありません。何でも良かった、というのが本音です。
強いていえば、「初心者が早く結果を出すにはもっとも適している」と教わったことと、「1年以内に会社の給料を超える」という僕の目標が合致していたためです。
「ネットで稼ぐってどうやるの?」状態だった当時の僕はそもそも、アフィリエイトの種類はおろか、「アドセンス」という言葉自体もその時初めて知ったくらいのド素人でした。
とにかく時間は限られている。結果を出したい。会社辞めたい!うおー!
と燃えていた僕は、僕はトレンドアフィリエイトとグーグルアドセンスでいかに収益を上げるために時間を集中させられるかしか考えませんでした。
なので、特化ブログで、とか成約型アフィリエイトで、とかには脇目も振らず、一つのことだけに集中しました。
前提:副業するに当たっての生活状況と工夫したこと
副業開始当時、サラリーマンだった僕の生活サイクルは、
【出勤】7時半~
【帰宅】22時以降
という生活がスタンダードだったので、とにかく時間がありませんでした。でも、
「時間が無くてできない…」という言い訳だけは絶対にしたくなかったので、色々試しました。
例えば、朝活。
何度か挑戦したものの、朝は本当に苦手でギリギリまで寝ていたい、という生活を30年も繰り返してきた僕。いわば「朝寝坊のプロ」なので、起きても頭が全然冴えないし捗らない。しんどい。眠い。眠い。
朝活は無理。
速攻諦めて、やっぱり夜型人間の僕は、基本的に帰宅してから毎日2時~3時くらいまでの時間をブログ更新に充てていました。
日中も、手が空いたら常にスマホでネタ探し、ニュースやライバルサイトのチェックをして、スキマ時間で記事の構成まで考えること。
この頃は本当に寝ても覚めてもトレンドトレンドトレンド…って感じに肩まで浸かっていた気がします。
他にも、会社の社員旅行や、奥さんとの結婚記念日の旅行でも、僕はPCを持ち込んでみんなが寝静まった深夜に、ホテルのロビーで黙々と記事更新を続けました。
「何をするか」よりも「何をやらないか」に意識を向けた
時間をどうやって捻出するかの段階で、僕はこれまで日常的に行っていた趣味や娯楽を一切シャットアウトしました。
「何をやるか」も大事ですが「何をやらないか」を決めることも重要です。
限られた「自分の時間」というリソースをどこに振り分けるか。
そこで、
- ネットゲーム
- 筋トレ・ジョギング
- テレビ・映画
- 漫画
- アルコール
- 釣り
- カメラ散歩
これ全部やめました。
「会社を辞めて自由の身になったらいつでもできる」と思うとそれほど苦しまずに済みました。もちろん息抜き程度に楽しむことはありますが、こればっかりは根性論かもしれません。
「会社仕事」に対する意識の変化
僕はとにかく会社を辞めたかった、ということは先に書きました。
夜中にPCの前であーでもないこーでもない、と頭を絞って行うブログの記事更新は、慣れないうちはリズムも掴めず、挫折の恐怖が常に僕の後ろに立っているようなもの。
だから、毎日睡眠3~4時間で、会社での仕事に全エネルギーを使い、疲れ果ててしまった状態では、「何も進まなかった…」ということも正直何度もありました。
眠くて作業途中で寝落ちしたことも何度もあるし、書くネタを決められなくて結局ネットサーフィンだけで終わってしまう日も。全然頭が働かない日は、精神的にも「辛い…」状態になってしまいます。
始めから会社を辞めたい、という願望を持っていた僕は、ブログの時間を確保するために会社での仕事に対しての意識を変えました。
会社で使うエネルギーは「どうしてもやらなければならないギリギリのライン」まで仕事を絞るなるべくエネルギーを枯渇させないよう「ブログ用に温存」して持ち帰るように。
つまり、
- 飲み会は基本的に参加しない(どうしてもの場合は1次会だけ)
- 会社行事やイベントも極力不参加or早く帰る
- 仕事が終わったら上司も部下も置いて早く帰る
- 必要以上に仕事を抱え込まない(できないものは断る)
ということを徹底して行いました。
会社員が副業で、短期間で月収を超えるためには、「どこに全力を注ぐか」の選択を迫られる機会が必ずやってきます。
3年かけて、とか、趣味ブログなので、という人は現状のままでもいいでしょう。あるいは、自分の身一つだったらもう少し責任を軽く考えることも出来たかもしれません。
でも、家族の暮らしも考えなければならない僕にとってはまさにこのときが人生の分岐点。
要領も良くないし人並みの才能しか無い自覚もありました。だから、唯一コントロールできる「時間の使い方」に関してはとにかく徹底しなければならないと思ったんです。
ブログテーマは早い段階で有料に変更した
ワードプレスでブログを立ち上げた時、はじめは「STINGER」という無料のテーマを使っていましたが、どうやら稼いでるサイトはほとんど有料テーマでブログを運営しているらしい、という話を聞きました。
ネット上では様々なテーマのオススメ記事がありますが、個人的にはJIN、SANGO、ストークあたりがカジュアルなデザインでいい感じで、その中でも「実際使ってるけど良いよ」という声を参考に、すぐに有料テーマの「JIN」に切り替え。
[box02 title=”なんでJINにしたのか”]
- SEO対策されたテーマらしい(当時はよくわからなかった)
- キャッチーでかわいらしい見た目
- カスタマイズしやすい
- マニュアルがネット上に豊富で困った時に便利
[/box02]
正直SEOについてはよく分かっていなかったのですが、「困った時のヘルプが充実している」ことを第一に、あと「どうせやるんだから早いほうがいいな」と思ったので、ここはあんまり迷いませんでした。
有料のブログテーマはデザインのカスタマイズも容易で、時間をかけなくてもそこそこの見た目になるので、初心者こそ、有料テーマに投資すべきだと僕は思います。
サイトデザインは無駄に凝らないほうが良い
自分のブログ、自分を表現する場所、と考えると、なんか箱庭要素的なものを感じてブログをいろいろ装飾してあげたくなるものです。
もちろん、オリジナリティを求めてロゴやヘッダー画像にこだわるのも良いとは思いますが、それは余裕がある時にやれば良いので、初めのうちは必要な初期設定を済ませたらすぐに記事作成に取り掛かりましょう。
ぶっちゃけデザインや見た目に時間を割いても初めのうちは1円も収益は生み出さないので、まずは記事を書く経験値を増やすために頭と時間を使い、落ち着いたらサイトの体裁を整えていっても全く問題ありません。
月収10万円を達成するのにかかった期間と記事数
2018年11月21日にブログ開設。
アドセンス審査通過が2019年1月5日。
そして月収10万円を超えたのは2019年6月25日でした。
6月は最終で121,533円という結果に。
僕は月収10万円を超えた時の期間と記事数は、
- ブログ開設から大体7~8ヶ月くらい(アドセンス開始から6ヶ月)
- 記事数は大体180記事くらい
- 文字数は1記事最低2000、多い時は5000文字くらい
- 作業時間は一日3~5時間程度
- 1日1~2記事更新ペース
削除した記事とかもあるので大体ですがこんな感じです。
なんか、普通ですね…。
どちらかというと僕は、周りの早く結果を出す人たちを見て「嘘だろ…」とか思ってた方の人間です。
それはそうと、「何記事書けばいいんですか?」とか「何文字くらいがいいですか?」という文字数・記事数と収益の関連性はあまり意味がないと思っています。
なぜなら、扱うテーマ・キーワードと、個人のスキルの成長具合によって、成果=収益の出るスピードは明らかに分かれるからです。
僕は芸能エンタメ関係をメインに記事を書いていましたが、文字数はあまり気にしたことがなかったです。ただ、「内容の薄い情報」では1位になれないことは誰でも分かる通り、
「検索してたどり着いたユーザーが満足できる内容」
をまとめようと思ったら、必然的にボリュームは増えますし、むしろ「余計な付け足しを増やしすぎて記事作成に時間がかかりすぎる」方が問題でした。
関連する情報は多いのは越したことがないですが、検索ニーズに対するアンサーであるタイトルからかけ離れていくコンテンツを増やすのは、SEOの評価にはつながらないどころか、むしろマイナスになってしまいかねません。
つまり、関連キーワードの情報を手当たりしだいに放り込んでも検索上位は取れません。
そこは注意が必要です。
それに、目次を見た瞬間に「うわっ長っ」って軽く引いてしまう感覚も個人的にはあるので、適切なボリュームにまとめて記事数を増やすことを意識したほうが良いんじゃないかと思います。
ネタ選定について|どんなテーマを書いたのか
普段はほとんどテレビは見なかったし、芸能人にも全く興味がなかった僕。
何なら「テレビなんて無くても困らないよね」と公言していた僕でしたが、ジャンル的には芸能エンタメ系の話題を中心に書いていました。
ブログ初心者の中には「芸能関係興味ないんで…」「スキャンダルを書くのはちょっと…」という意見もよく目にしますが、芸能エンタメを狙うメリットは、
- 検索ニーズが多いこと
- 手軽に情報をリサーチできること
- 新規キーワードが生まれやすいこと
この3つが揃っているジャンルは、初心者が短期間で成果を出しやすいと感じています。
なので、上記3つの要素に当てはまるなら、漫画や映画、ドラマやスポーツ系などでも構わないと思います。
美容や脱毛、転職・就職系や金融クレジットに関する話題は広告クリック単価の高さが人気の特徴ですが、競合するライバルも法人や強い個人サイトがビックキーワードを狙っているのが現状です。
その分野を勉強して知識を文章に落とし込むのが得意な人は積極的にチャレンジしても良いとは思いますが、少なくとも早く結果を出したい僕には向いてないと思いました。
「トレンド=流行」なのでコンテンツの消費期限はあまり長くはありませんが、それでも数ヶ月~数年に渡って検索されるキーワードを含めた球数を増やすことで、ある程度安定的な収益をキープすることは可能です。
ただしクリック単価は15円~30円程度とかなり低いので、大量にアクセスを集める必要があります。
ちなみに先程紹介した1月~6月までの移動収益で、
3月の半ばにドッカン大爆発が起きたのは、あるテレビ番組で「芸能人の建てた家が欠陥住宅だった」というネタについてでした。
この時に初めて日収が10,000円を超え、2日合わせて40,000円という結果になっています。
芸能エンタメ系は強いライバルはいるものの他のジャンルに比べるとあまり多くありません。なぜならある程度成果が出た人は「勝手に卒業していく」ので、上位表示しやすい印象を僕は持っています。
新規参入の初心者層が最も多いジャンルだけに、きちんと評価されるコンテンツを量産できれば、確実に収益を積み重ねていくことは十分に可能です。
ただし、作ったばかりの初心者ブログのドメインパワーが育って右肩上がりになるのは体感上半年くらい時間を要するものなので、じっくりと腰を据えてやるべきことに変わりはありません。
速報ニュース系は“書けたら書く”でOK
会社員時代、副業でブログ更新をする中で、「◯◯が逮捕!」とか「〇〇が結婚!」とか、そういった速報系のニュースは泣きながらスルーしました。
単純に、間に合わないんですよね…。
速報系はスピードが命です。速い人だと「第一報が出た30分後」とかに既に書き終えてるライバルもいます。そんなステージで戦うのは、会社員には分が悪い勝負です。
また、新規キーワードでもサイトパワーが強ければ強いほど後出ししても勝ってしまうもので、一瞬上位表示できても、後から追いかけてきたライバルにどんどん抜かれてあっという間に上位から引きずり落とされることも普通に起こります。
なので、「PM15時にニュースになった話題をPM23時に書く」のであれば、
- 第一報のニュースから“派生して生まれた新規キーワード”を書く
- その話題をした検索者が“次に気になる話題”について書く
ことに時間と労力を傾けるべきですが、これは慣れてこないとなかなか難しいです。
速報系をタイミング良く当てられた場合は爆発的にアクセスを伸ばすことも可能ですが、
- 速報系は書けたら書く
- 書けなくても凹まない
- 書いてアクセスが来なくても凹まない
というマインドでやらないと、「目の前の魚を逃したショック」と「時間を無駄にしたショック」のダブルパンチで凹みます(※何度も経験済みです)。
繰り返しますが、ブログに限らず何事も「続けることが一番大事」です。
結果が出るまで仮説と検証を繰り返し、少しずつでも「ゴール」に向かって歩み続けなければ意味がなくなってしまいます。
ここで精神をすり減らせてしまってモチベーションが落ちて脱落してしまっては元も子もないので、速報系にはくじ引き程度の期待を込めて、ダメなら「はい次ーー!」と進んでいきましょう。
キーワード選定|弱者の戦い方を徹底した
強者には強者の、弱者には弱者の戦い方があります。
サイトが育っていないうちは、僕は「A+B+C」の3語キーワードで勝つことを狙いました。
需要の大きいネタでの単独キーワードで上位表示は、序盤のうちはかなり厳しい戦いになります。新規キーワードがあれば狙うのはアリですが、そうでない場合はライバルを蹴散らさなければ自分のサイトが上位に表示されることはありません。
これは2語でも同じです。あくまで例ですが、「新垣結衣 彼氏」というキーワードで勝負を仕掛けてもなかなか勝てません。
なので、「新垣結衣 彼氏 誰」とか「新垣結衣 彼氏 歴代」といった3語でテーマを絞り込むことで、書くべき情報はより具体的に、ライバルとの差別化もしやすくなってきます。なので、
- 早く結果につなげたい場合は、3語、あるいは4語で狙う
- 検索需要の大きいキーワード(モノ・コト・ヒト)について書く
ことは常に意識して行いました。
これはビジネス全般に共通する考え方ですが、少ない戦力で結果を出すためには一点突破、これしかありません。
需要のないところで上位表示されても意味がない
ありがちなのが、「誰も検索しないようなテーマ、キーワードで書いてしまう」こと。これはライバルとの競合を避けてキーワード選定をする時に起こりやすいミスです。
僕も初心者の頃は「その人のそれ、そんなに気になる?」ということを記事にしていました。お客さんの居ないところで商品を広げても誰も買う人がいなければ商売は成立しませんよね?ニッチに寄りすぎても成果が出ないことを認識しましょう。
試しに書く前にSNSでそのキーワードを打ってみて下さい。同じ考えの人がいたら書く価値ありかもしれません。でも、全く話題になっていなかったら書く価値なしです。
基本は「誰にどんな情報を届けたいか」を3語で絞り、その内容に沿って記事を書いていくことで、主題からブレずに書けるし、検索者も求めている情報に出会いやすいと思います。
「自分が書きたいこと・得意なこと」ではなく、「世間で話題になっている話題」を意識してキーワードを選んでいきましょう。
関連キーワードや複合キーワードの考え方については、また別記事でご紹介したいと思います。
「そのもの」を見なくてもトレンド記事は書ける
アドセンスを初めて4ヶ月頃、僕は映画「キングダム」に出演する俳優のネタでデイリー10,000PVを達成しました。
「キングダム」は原作が4000万部以上売れた超ヒット漫画でしたが、僕はその記事を書いた時点では、漫画を読んだことがありませんでした(今は全巻読破してます)。
それどころか映画「キングダム」も見てません(ごめんなさい)。
でも内容のあらすじを紹介している公式サイトや原作のネタバレサイトは既に存在していたので、自分が書きたい俳優について必要な情報はリサーチできるし、必要であれば引用を明確にして書けばOKです。(パクリは絶対ダメ)
これが「映画のレビュー記事」だったら書くことはできませんが、「出演している俳優の気になる部分」であれば作成は十分に可能です。
この時期「キングダム+俳優◯◯」というキーワードの組み合わせは完全に生まれたばかりの組み合わせで、ライバルもそれほど多くありませんでした。
なので僕は、「その映画を見た人/これから見る人が気になりそうな話題」で記事を書きました。もちろんネタバレ無しです。(ネタ知らないですし)
周囲は企業の映画レビューサイトや映画マニアのサイトでひしめいていましたが、
「キングダム+俳優〇〇+既存キーワード」
という組み合わせで上位表示に成功し、しばらくの間かなりのアクセスが集まりました。
トレンドの中心から派生する声はツイッターやリアルタイムで拾うことが出来ますし、ヤフーニュースのコメント欄から拾うこともあります。
ライバルサイトから学べることも非常に多いので、自分の頭の中だけで考えるのではなく、ぜひ視野を広げて様々な媒体から情報をあつめる習慣を身に着けて下さい。
【まとめ】副業初心者の僕がアドセンスで月収10万を稼ぐためにやったこと
少々長くなりましたが、ブログ初心者の僕が月収10万円を達成するためにやったことをまとめました。
「いつまでにいくら稼ぎたいのか」によっても違いますが、会社員の副業でのブログ実践は、心が折れる前に結果を出さなければならない時間との勝負でもあるなあ、と振り返ってみて感じるところです。
そして、正しいやり方で努力をすることもとても大切なことです。間違った方法で300記事書いたとしても、得られる物は少ないでしょう。
スタートから収益化まである程度の時間がかかるブログは時に「農業」に例えられますが、僕も種を巻いてから耕して、収穫するまでに半年~1年かかりました。
その間、何度も心が折れそうになった時期もありましたが、コンサルを受けていたことによる「一人じゃない」という精神的な安心感は強力なバックアップになります。
ブログの作業は孤独との闘いとも言われますが、多くの人が継続できずに途中で挫折してしまう中で、正しい方法で継続すれば必ず結果はついてきますよ。
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