中古ドメインを購入した後にやることリスト

中古ドメインをやってみようかな〜

と考えているそこのアナタ。こんな疑問をお持ちではないですか?

初心者くん

中古ドメインを購入した後って、具体的に何をやればいいの?
やり方間違えたら大変なことになっちゃう?
元のサイトのコンテンツはどうしたらいいの?
ていうかお引越しってどうやるのよ?Ummmm…

新規ドメインだとガイドに沿って進めば迷うことはありませんが、中古ドメインの場合はググっても言ってることがバラバラでどうしていいかわからん…!な人は多いんじゃないかと思います。

そこで、色々と調べて実践してみて僕が必要だと感じた8つのポイントをまとめました。

『面倒な手順はヤダ!カンタンにやっつけてさっさと記事更新したい〜!』

という方はこれからご紹介する流れを参考にしてみて下さい。

Content

【流れ】中古ドメインを購入したらやること

まずは大まかな流れを解説します。

ラッコの中古ドメイン販売屋で購入した場合、お名前オークションで購入した場合も、まず最初にやるべきことは以下の通りです。

なお、項目によってはサーバー側の処理に時間がかかりますので、多少前後して行う場合もあります。

焦らず臨機応変に対応していきましょう。

STEP
whois情報代行の確認(自動で完了している場合もある)

.comや.netであればここは素通りできます。.jpのみ注意点があります。

STEP
ネームサーバーの設定(XサーバーならXサーバーのネームサーバーを)

聞き慣れない言葉ですが、入力するだけでここはOK。

STEP
レンタルサーバーのサーバーパネルにドメイン追加

新規ドメインと同じ流れでドメインを登録します。

サーバーに高速化設定があれば一緒にやっちゃいましょう。

STEP
サイトURLをSSL化する

SSL化をやるべき派とやってはいけない派がネット上には存在していますが、『必ずやるべき』です。

STEP
購入したドメインにWordPressをインストールする

エックスサーバーなら「WordPress簡単インストール」の手順に沿って進めるだけでOKです。

STEP
.htaccessにコードを追記しURLを正規化する

聞き慣れない言葉が並びますが、ここでは『複数あるURLを一つにまとめる』とだけ覚えておいて下さい。

深く理解する必要はありませんが、ドメインについている被リンクの評価を正しく活用する上で重要です。

STEP
WordPress側のURLもhttp→httpsに変更する

新規ドメインのときと同じです。ダッシュボードの「設定」から変更できます。

STEP
サーチコンソール登録(ペナルティチェック)

その後、サーチコンソールで「手動ペナルティ」を確認。異常なければそのドメインは使用できます。

お疲れさまでした!準備はこれで完了です。
ここからは新規ドメインと同じようにプラグインを入れて記事を投稿していきましょう!

それでは、上記の流れを詳しく解説していきます。

whois情報代行の確認をする

whois情報代行って覚えてますか??

そうそう、「自分の名前や住所の代わりにドメイン管理会社の情報を使ってもらう」ことでしたね。

ここの手続きは新規ドメイン取得の流れと変わりません。

おそらく、お名前ドットコムのオークションや、ラッコドメイン(中古ドメイン販売屋さん)で取得した場合は流れでwhois代行の手続きが完了しているはずです。

なお、.comや.netのようないわゆるgTLD(Generic Top Level Domain)の場合は登録者名もすべて非公開となります。

が、ccTLD(country code Top Level Domain)である.jpドメインは原則として『登録者情報を公開する』のがルールです。

ドメイン名を登録すると、登録者が誰であるか、連絡先はどこか、という情報がインターネット上に公開されます。これはJPドメイン名に限らず、世界的に共有されている原則です。(参考:Whoisとは)

jprs.jp

よって、.jpドメインを使用した場合、whois情報代行を設定していてもwhois検索のサイトから名前がバレます。(なんてこった)

が!しかし!

プライバシー侵害や個人情報保護の観点から、「事情があれば非公開にしてもいいよ」という流れに変わっています。

名前が世界中に公開されるのってなんかやだなーと思ったら、.jpでも非公開にできるドメイン管理サービスにドメイン移管してしまうのもありですね。

なお、お名前ドットコムやGoogleドメイン、ラッコドメインなどほとんどのドメイン管理サービスではこれを非公開に出来ません。(なんでですかね)

以下の4つの業者であれば、.jpドメインの登録者情報を非公開にすることが可能です。

  • エックスドメイン
  • スタードメイン
  • バリュードメイン
  • ゴンベエドメイン

ちなみに僕はwhoisで本名が公開されるのがなんとなく気持ち悪い派なので、.jpドメインを取得した際は60日後にエックスサーバーに移管させています。

ネームサーバーを設定する

お名前ドットコムで設定する場合

ネームサーバーとは、ドメインを取り扱う業者から、レンタルサーバー(ホームページを作るサービスを提供している業者)までの住所のことです。

  • お名前ドットコム → エックスサーバー
  • ラッコドメイン → エックスサーバー

「→」がネームサーバーの役割

ネームサーバーの入力を求められたら以下をコピペでOKです。

エックスサーバーの場合

ns1.xserver.jp

ns2.xserver.jp

ns3.xserver.jp

ns4.xserver.jp

ns5.xserver.jp

CONOHAの場合

ns-a1.conoha.io

ns-a2.conoha.io

上記を入力し終えたら、24〜72時間以内に設定が反映されます。

お名前やラッコのレンタルサーバーって使うべき?

もしあなたがエックスサーバーやロリポップなどのレンタルサーバーを使用しているなら、これまでどおりそちらを使ったほうが良いでしょう。

理由は、安定性です。お名前でもラッコでもレンタルサーバーは提供していますが、エックスサーバーやロリポップと比べるとサーバーの性能を考えるとちょっと微妙です。

特にトレンドの場合、一日で10万〜20万PVという大量のアクセスが生まれる可能性もあり、サーバーが貧弱だとダウンして大きな機会損失となることも考えられます。

過去に50万PV近いアクセスが一日で発生したときも、エックスサーバーはサーバーダウンしなかった経験上、速度や安定性が優れていると感じます。

何より他と違って広告やDMもしつこくないですし、UIの使いやすさも簡潔&丁寧なので使いやすいです。

中古ドメインの支払いや管理はどうなるの?

中古ドメインを購入した際の支払いや管理については以下のような扱いになります。

  • ドメインの支払いや管理  …お名前.com(やラッコドメイン)
  • サイトの中身・支払いや管理…エックスサーバー、CONOHA、ロリポップなど

あんまり気にするところではないかもしれませんが、支払いや管理が別々になるので、一本化したいときはドメイン移管をオススメします。

レンタルサーバーのサーバーパネルにドメイン追加

エックスサーバーでのドメイン登録画面

エックスサーバーであればサーバーパネル内の「ドメイン→ドメイン設定」からドメイン設定追加ができます。

取得したドメインを登録する流れは新規ドメインと変わりませんのでサクサク進みましょう。

確認画面へ進むをクリックした次のページで、「ネームサーバーがエックスサーバー指定になっていません」と言われるかもしれませんが、気にせず進めてOKです。

ログインページやパスワードは忘れずどこかにメモしておきましょう。

ちなみにワードプレスのログインページは「◯◯.com/wp/admin/」で検索してもログインできます。

なお、場合によってはログインページが正しく表示されるまで1時間くらいかかることがあります。ログインページを正しく入力しても「無効なURLです」が表示されても焦らずに待ちましょう。

サイトURLをSSL化する(必須)

SSL化はこれからのSEOに必須の項目となります。必ずやっておきましょう。

多くの場合、ドメインの登録と一緒に「SSL化やるよね?」と聞かれると思います。

SSL(暗号化)するべき理由

2021年9月のGoogle Chrome94のアップデートで、httpサイトへの「アクセス拒否設定」が導入されました。今のところONOFFは任意ですが、将来的にデフォルトで拒否になる可能性もありそうです。

.htaccessにコードを追記しURLを正規化する

.htaccess
URLを正規化

なにやらわけのわからない単語が出てきて混乱されるかもしれませんが、

これは「いろいろなURLでたどり着けちゃうのを1つにまとめるよ〜」ということです。

例えば、前のサイトがhttpで運用されていた場合、被リンクは「http」についていて、評価はhttpに残っています。

「http://kaz-journal.com」←評価されているのはこっち
「https://kaz-journal.com」←こっちは似てるけど別のURL

SSL化してURLがhttpsになっても、評価はhttpのまま。「s」1つでも検索エンジンは別のサイトと判定します。

あるいは、

「http://www.kaz-journal.com」
「http://kaz-journal.com」

と、過去の被リンクのアンカーテキストにホスト名「www」がついていたりする場合もあるでしょう。

このように複数のURLが混在していると、中古ドメインの本来のパワーが発揮できず、イマイチな結果になってしまいかねません。

そんなバラバラのURLを1つの“正規URL”にまとめる作業を『URLの正規化』と呼びます。

そしてそのためにやるのが301リダイレクト(恒久的なURL転送処理)です。

ちょっと何言ってるかわからない

っていう人は

『301リダイレクト=引っ越しました。よろしくGoogle』

と覚えておきましょう。ここ詳しくなる必要は別にないです。

さて、続いては301リダイレクトを行うための具体的な手順について解説します。

http→httpsへ&wwwを省略する方法

何だか難しそうですが、やることはカンタンです。コピペでポンです。

エックスサーバーであればサーバーパネルの.htaccess(ドットエイチティーアクセス)に以下を追記します。(.htaccessはWEBサーバーの機能をコントロールする指示書みたいなものです。)

http→httpsの場合

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTPS} !on

RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

http→https&www→wwwなしにする場合

RewriteEngine on

RewriteCond %{HTTPS} off

RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.(.*) [NC]

RewriteRule ^(.*)$ https://%1%{REQUEST_URI} [R=301,L]

元々のURLが「http」だったら、「http」で検索エンジンに入力してみて「https」のURLに転送されればテストOKです。

あ!間違っても元々あった情報を消さないようにしてくださいね。サイトが真っ白になります。

メモ帳にコピペしてバックアップしておきましょう。

WordPress側のURLもhttp→httpsに変更する

WordPress側の設定→一般設定へと進み、

http→httpsに記述を変更

これでSSL化とURLの正規化はすべて完了です。

ついでにパーマリンクも「投稿名(post name)」に変更しておきましょう。

サーチコンソール登録(ペナルティチェック)

取得した中古ドメインがGoogleの主導ペナルティを受けているかどうかは、サーチコンソールに登録して初めてわかります。

新規プラグイン追加で「site kit」をインストールし、設定を進めていくと自動的にサーチコンソールと連携されるので時短かつ便利です。

万が一ドメインが手動ペナルティを受けていたら、そのドメインはドメインの更新継続を停止&サーバーからも削除したほうが良いでしょう。確実にゴミクズなので。

最悪、「悪質なスパムサイト」ではなく「質の低いコンテンツ」のペナルティであればコンテンツを積み重ねることで解消できる可能性もあるにはあるようですが、茨の道をゆく覚悟が必要です。

そっちに時間を割くより、新しいドメインを購入するか、記事作成に当てたほうが建設的ではないでしょうか。

被リンクを全部旧ドメイン→新ドメインにリダイレクトする必要はある?

ドメインによっては、被リンクがTOPページはなく個別のページに数多く貼られていることがあります。

その場合、被リンクの評価を最大限に発揮するには個別のページの被リンクをリダイレクトとしなければドメインの持つ本来の性能を発揮できません。

MOZで見た被リンク比率
被リンクが下層ページに分散している図

しかし、個別ページの被リンクをすべてTOPページへリダイレクトすると、Googleのペナルティの対象になるためやってはいけません。明らかに不自然ですしね。

よって正しい方法としては、被リンクを受けていた元ページと同じURL構造を再現してリダイレクトするのですが、数が多すぎる、特殊な構造をしている場合など、完全に再現するのはほぼ不可能な場合も少なくないです。

そもそも論として、TOPではなく個別のページに被リンクが集まっているドメインは購入しないのがオススメです。

ちなみに、『被リンクがどこに集まっているか?』を示す指標をリンクジュース比率(LJR)と呼びます。ドメイン業者によってはLJRを明示しているところも(ラッコドメイン)あるので、参考にされて下さい。

旧ドメインからの記事の引っ越しはいつ?

旧ドメインからのコンテンツの引っ越しは、まずは20〜30記事程度は普通に記事を投稿してインデックスの様子を確認してからにしましょう。

理由は、購入した中古ドメインのインデックスがイマイチだった場合、引っ越しの労力が無駄になってしまう可能性があるからです。その場合は引っ越しをさせず、また別の中古ドメインを使用する必要があります。

  • 良い→そのまま使う
  • 悪い→新しい中古ドメインを探す

目安としては1ヶ月位様子を見て判断するのが良いと思います。

インデックススピードがばらつく理由

インデックススピードは元のドメインの運用歴や被リンク次第で変わると思われます。

直近までインデックスあり、オーガニックトラフィックがある場合と、しばらく更新放置、インデックスもなし…というドメインでは常識的に考えてインデックススピードに違いがあるはずですよね。

インデックスの様子を見て、旧サイトよりも良いと判断した場合は旧サイトから記事をリダイレクトしていこう。

記事の引っ越しについて

記事の引っ越しにはプラグインのRedirectionを使います。

大まかな流れは以下のとおりです。

  • 旧ドメインの記事と全く同じ記事を新しいドメインに用意する
  • 旧ドメインの記事URLから新ドメインの記事URLへ301リダイレクトをかける

Redirectionの使い方については以下の動画が詳しいので参照して下さい。

 

記事の引っ越しの具体的な進め方

記事を引っ越しさせるエクスポート→インポートの方法は以下の動画で解説しています。

1.旧ドメインにプラグインをインストール

2.旧ドメインから記事やメディアをエクスポート

3.新ドメインに記事やメディアをインポート

※画像はアップロードされないので再度張替えが必要

※記事は自動的に公開される

※参考動画

4.旧ドメインでRedirectionを使って新ドメインにリダイレクト

5.新ドメインでのインデックスに問題なければ旧ドメインの記事はゴミ箱へ

※問題がある可能性もあるので削除は急がなくて良い

リダイレクト方法の動画

外部リンクの詳しい貼り方についてはこちらを参照して下さい。

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