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僕は2018年11月にブログを始め、2019年の11月にGoogleAdSenseで月収146万円の収益を上げることが出来ました。
ブログ歴0年、WordPressの立ち上げも試行錯誤の末やっとできたレベルのド素人でも…!
なんて話、ネット上にも溢れかえっていて珍しくも何ともないかもですが、ブログで稼ぐために少しでもショートカットしたいって思うのは普通なことです。時間は有限ですからね。
この記事は、「最近ブログを始めたけど、いまいちよく解ってない」という人や「頑張って記事は書いてるけどなかなかアクセスが増えない」という人に向けて書いています。
あの頃の僕が知りたかったのは、「色々情報があるのはわかった。で、結局何が大事なの?」ということでした。
なので、
- 特別なスキルもキャリアもない凡人が
- 会社員の副業でブログをスタートさせ
- 仕事と家庭の時間に悩みながらも
- ブログで月収100万円ってどうやれば稼げるの?
というかつての自分と同じ状況にいる人に読んでいただければ幸いです。
もし気になったこと、よくわからない点があれば、ぜひコメントで教えて下さい。内容を修正するヒントを頂けるのは、こちらとしても嬉しい限りですので!
収益化スタートから14ヶ月間のブログ実績
ブログスタートから1年ちょっと経ったブログの収益はこんな感じでした。
初めてちょうど一年で月収100万円を超えられたのは果たして「ラッキーだったのか?」といえば、確かに運の要素もあったと思います。
ただ、野球ド素人が『なんかわかんないけどバットをフルスイングしたらホームランになった!』って現実には起こり得ないことだと思うので、ある程度基礎力がついていたんだと思います。
ブログにアクセスを集めるためには、
記事の積み上げ→爆発→サイトパワー強化→アクセス底上げ→記事の積み上げ→アクセス爆発→サイトパワー強化→アクセス底上げ→記事の積み上げ…
基本的にこれの繰り返しです。トレンドにおけるビッグニュースはRPGのボスみたいなもので、コツコツレベル上げして力をつけておかないと太刀打ちできません。でも倒せばレベルは上がるしご褒美もらえる、みたいな感じ。
なので、地道なレベル上げが意外と重要なんですよ。
なぜならば、爆発を起こすためには大きな需要を捉える必要があるからです。つまり「チャンスをチャンスと認識する」観察力が必要になります。それをキャッチした上で、自分が書いた記事を上位表示するために身につけた知識や技術を駆使してアクセスを集めていく。
例えば野球のように。
バットをスイングして真芯にボールを当てれば遠くへ飛んでいくことは誰もがわかっているけど、実際にやると当たらない、ボールが飛ばないのはなぜか?身体の感覚が、知識が身体についていかないから、ですよね。
だからこそ体力づくりをして基礎練習をして、何度もバッターボックスに立って、少しずつ上達していく。
と、同じように、仮設を立てて記事を書き、その結果を受けて修正してスキルを上げていくのは、ブログも全く一緒なんです。
だから派手さはないけど小さなことをコツコツ続けられる人とか、「なんでなんで?」って情報を掘り下げて分析するのが苦手じゃない人ほど、ブログで成果を出しやすいんじゃないかと思います。
前提として知っておいてほしいこと
これを読むに当たって、僕がブログを始めたときの環境をざっくり紹介します。
- 10年勤めたインフラ会社の管理職
- ブログやる前の残業は大体月100時間くらい
- ブログ開始時、奥さんは妊娠4ヶ月
- ブログ立ち上げは独学でやった(独自の新規ドメイン)
- 会社で上司に赤ペンチェックされまくる程度の文章力
- でも文章を書くのは苦手じゃない
- 収益化に当たり、詳しい人のコンサルを受けた
- ほぼ毎日ブログを更新した
- 記事書いたら必ず添削、音声フィードバックをもらった(週4ペース)
- 有料テーマ(JIN)は早い段階で導入した
っていう感じでした。
僕のスペックといえば、良く言えばバランス型、悪く言えば長所のない量産型ジムみたいな感じ。
有名大学出たわけでも一流企業に勤めていたわけでもマーケティングを勉強したこともないただの普通の会社員でした。
なので、いまゼロから始めて「独学、自己流で1年で人生を変えたるわァ!」なんて無謀な挑戦をする気にはなれず、素直に塾に通うつもりで人に習いました。
とはいえ、ブログのコンサル費用は50万円ちょい/年。
当時の僕にとっては清水の舞台から飛び降りるレベルの自己投資でもあったので、必死になってコンサルを活用しましたし、始めてしまったからには「やらないという選択肢はない」決意も固まりました。
カメラや筋トレの趣味は封印、友人や会社の付き合いの飲み会やイベントも可能な限り断り、「この1年を捧げる」つもりでブログに向き合いました。
何より当時の会社がしんどすぎて、とにかく早く逃げたかった…というのが偽らざる本音です。
ブログ立ち上げ時の目標
何かを始めるためには、目標はできるだけあったほうが良い。イッツ常識。
というわけで、始めに目標を掲げました。
- 1年以内に会社辞めたい!
- 月収100万円目指す!
なにせ僕は「熱しやすく冷めやすい飽き性の三日坊主」という、ブッダも呆れるレベルの三日坊主。目標がないと継続はおろか動き出すことさえ出来ない人間だということは30数年付き合ってきてよく解っているわけです。
メンターからも、最初に超ざっくりと目標を立てて、そこから100PV→1000PV→月収1万円→月収5万円…とスモールステップで目標設定していく方法がいいよと教わりました。
ちなみに月収100万円の目標は、
「真面目にやってれば普通に100万円はいきますよ」
というメンターの言葉を、バカバカしいとか、自分には無理だとか、そんなことは一切考えず純粋に信じました。
そのおかげもあってか、「月収100万円を稼ぐならこれくらいの頑張りが必要なはずだ」という覚悟も決まったし、作業の基準値も引き上げられたんじゃないかと思っています。だからブログで30万円稼げても、「全然足りないな〜」って思っていました。
どうしてAdSenseを選んだのか
ブログで収入を得る?マジで?どうやるの?
なレベルだった僕にとって、
- サイトアフィリエイトか
- AdSenseか
この選択肢は非常にどうでも良いものでした。いくら調べたところで、どっちが自分に合ってるかなんてわかりっこないからです。なので、とにかく会社を辞めたかった僕は早く成果が出るほうが良いと考えてAdSenseを選びました。
ちなみに「何が違うのよ?」人向けにちょろっと解説いたしますと、
一般的に“アフィリエイト”といえばこっち。ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と提携し、商品の広告を貼り、サイト訪問者が広告をクリックし購入に至ると報酬が発生する。
単価が高く爆発力も凄まじいが、商品を買ってもらうためのライティングスキルや、1つのジャンルに特化したサイト構築、SEOの知識が求められるため、初心者には難易度が高い。
SNSやネットでは「AdSenseは無理ゲー」という声もありますが、それはポジショントークだったり、やり方を間違って成果が出なかった人の意見だと個人的には思っています。
事実、僕が教えているクライアントの方も、2020年12月に実践3ヶ月目で月収約10万円を稼がれていますし、2020年も2021年も、変わらずAdSenseで稼ぐことは可能です。
AdSense審査の壁を攻略する
ブログをスタートして一番きつかったのが、AdSense審査です。僕は審査通過までに1ヶ月半かかった程度に手こずりました。早い人は10日とか2週間で通過するんですよね…。
僕は趣味のカメラで審査記事を書きました。
でも、やれどもやれどもGoogleの返答は『価値の低いコンテンツ』呼ばわり。
この時の原因は、「WEBに書かれている情報の焼き増し」みたいな記事を量産していたからだったと思います。調べてリサーチしていくうちに気づかずコピーコンテンツみたいなブログに仕上がっていたんだろうなと。
そのことに気づいてからは、あちこち写真を撮りに行ってオリジナルの画像を使うようにし、自分でもよくわかってない機能を実際に使ってみて、よそのサイトはなるべく見ずに自分の言葉で書くことを心がけました。
サイトの構成、カテゴリの絞り込み、正しい見出しの使い方などもイチからやり直し、とにかく「基本に忠実に」ブログを作り直したんです。
結局、審査は5回落ちたんですが、30記事書いた時点でようやく通過することができました。
GoogleのAdSense審査は年々厳しくなってますし、ASPの提携審査などに比べ「世界で一番厳しい」とも言われます。
が、2020年9月にお教えした方は、7記事・10日で一発審査通過したこともあり、コツさえ掴んでしまえばそれほど大騒ぎすることじゃありません。
収益化のために選んだジャンル
僕が選んだのはエンタメ・ニュース・芸能ジャンルでした。
それまで「テレビなんか無くてもいい」と思っていましたが、メンターから色々と説明を受ける中で、このジャンルは初心者が選ぶべき条件が揃いまくってると思うに至りました。
その理由は以下のとおりです。
- 新規キーワードが絶えず生まれ続ける
- 権威性や専門性がそれほど重要ではない
- YMYL(金融・健康・医療・ショッピング)に該当しない
- 競合する特化ブログ・企業サイトがほぼ存在しない
- 大体みんな同じ初心者スタート
- 子供の頃はなんだかんだテレビっ子だったから苦手意識はない
- 定期的に爆発的なアクセスが期待できる
いかがでしょう?
初心者が手始めにチャレンジするには、まさにうってつけだと思うんです。中でも「企業サイトが無い」というのは、まさに個人が小さく勝負できるフィールドだと言えるでしょう。
近年はGoogleのコアアップデートで権威性・専門性が高い企業サイトが優遇される順位変動が起こり、アフィリエイト業界は年々個人サイトに厳しい傾向にありますが、AdSenseに関してはエンタメや芸能関係のジャンルにそこまで深刻な影響は今のところ感じられません(あくまで2021年時点では)。
あと、VODアフィリエイトの特化ブログと「トレンド×AdSense」は、狙うキーワードが微妙に違うのでほとんど競合しないことも付け加えておきましょう。
僕の場合、最終的なゴールは「会社を辞められる程度のお金をブログで稼ぐこと」。「何をしたいか」よりも「どうなりたいか」を優先するなら、手段ではなく結果にこだわったほうが良いと思います。
ブログ作業の平均時間は?
ブログスタート時は会社員だったので、帰宅は早くても21時。作業はそこから平均して3〜4時間でした。
何よりも、複業時代は時間との闘いでした。(あと睡魔とか睡魔とか睡魔とか)
なので、通勤の合間や車移動の合間などのスキマ時間で、
- ネタ探し
- キーワード選び
- 記事構成の段取り
- ライバルチェック
- 書いた記事の分析
- 教材の読み込み
などなど、空いた時間でやれることはブログが最優先。
月収100万円突破時の11ヶ月目で書き上げたのはおよそ350記事でした。
実のところ、僕は記事を書くのはあまり早くない…というか遅いんです。
リサーチに1時間は余裕でかかるし、PCの前でネタが見つからなくて気づけば「2時間経ったのに1文字も書いてねェ…」なんてこともあったくらいで…。
だからこそ、1記事に込める熱量とか、徹底的にライバルを上回る記事を書こうという意識“だけ”は強くて、結果的にそれが「一度上位に上がるとなかなか下がらないクオリティ」を維持できたのかもしれません。
ブログの記事構成の内訳
会社員時代は速報ネタはほとんど反応できませんでした。
何かが話題になってリアルタイムやニュースが騒がしくても、仕事中なので記事更新はできません。
なので基本的には3日後〜1ヶ月後に話題になりそうな未来予測記事が中心でした。
そして「書かないと収益がなくなる」自転車操業みたいなブログ運営はしたくなかったので、1年後も読まれそうなネタを多く書きました。いわゆるミドル〜ロングテールのキーワードを狙った記事です。
ちなみにちょっと補足しておくと、
- ショート=1週間以内に需要がなくなるネタ
- ミドル=3ヶ月〜半年間は需要があるネタ
- ロング=1年先以降も需要が見込めそうなネタ(※諸説あります)
っていう感じで、扱うキーワードによって記事の消費期限は変わります。2、3日後に爆発するかもしれなくて、1年後も読まれる性質を持つ「ショート&ロング」みたいなのもあるので、この辺はざっくりで。
気をつけたいのは、ドメインパワー(検索エンジンの評価点)が弱い初期の頃にロングの記事ばかり書いていてもアクセスが全く来なくて凹むので、初期の頃は『ショート6:ロング4』くらい。小さなフィールドで爆発を起こすことを意識していました。
ブログのドメインパワーを強化するためには、ブログ運営やSEO対策だけではなく、「爆発的にアクセスを集める」ことが何よりも重要なので、初期の頃はとにかく「ネタ感度×基礎力」を身につけることに全集中。
書く→添削→修正投稿→書く→添削→修正投稿→書く→…というループを繰り返し、ライバルサイトをブックマークし、「なぜにこのサイトは稼げてるの?」を徹底的に分析して要素を真似しました。
で、月収30万円とか超えた後は狙うキーワードもボリュームの大きなところを狙いつつロング記事を増やしていって、最終的には『ショート3:ロング7』くらいに落ち着きました。
こんな風に、サイトの成長度合いによって、書くべきネタやキーワードは変えていくことが大切です。
その甲斐もあって、1年後、2年後もビッグキーワードで上位表示できている記事からは安定してアクセスが集まり、2年前に書いた記事がようやく日の目を見て爆発したりと、「ほったらかしでも月20〜30万円ほど稼ぎ続けてくれる」ブログに成長しました。
ブログのネタ探しツール
正直、ネタ探しは一番苦労しました。主に情報収集に使っていたのは以下の通り。
メインはこの辺りでした。
- yahooニュース
- LINEニュース
- yahooテレビ欄
- リアルタイムアプリ
- ライバルサイト
- エンタメ総合サイトなど
その他にもライブドアニュース、niftyニュース、5誌くらい週刊誌も追ったし、スマニュー、グノシーなどいろいろ試しましたが、媒体を増やしすぎるとリサーチに時間を取られすぎるのでやめました。
なぜブログを書くのか?そりゃお金を稼ぐためです。
なので貴重な時間は「記事を更新すること最優先」で使っていきたいですね。
家族の時間とブログ作業時間の両立について
僕がブログを始めた頃、奥さんは妊娠4ヶ月でした。
安定期の手前、妊婦さんにとっても一番たいへんな時期です。
で、ブログを初めて半年経った頃に娘が生まれたときも、家族とブログの時間の両立は大きな課題でした。
それでも僕は平均して21時頃帰宅して、30分間は家族との時間に充て、遅くとも22時からは必ずブログの時間を作ることが出来たのは、紛れもなく奥さんの協力があったから。
僕はブログスタートの前に、奥さんにはこれから自分が何にチャレンジするかを相談し、こまめにブログの進捗報告をして「いま何をやっているのか」を共有してました。この1年を死んだ気になってやることも宣言しました。
なので家庭持ちでこれからブログを始めようかな、と考えている人は、可能な限り家族の理解を得ていたほうが、集中できる環境を手に入れやすいと思います。
もし成果が出た後に会社を辞めるとか起業する、となったときも、説明の手間が省けますから。
実践したSEO対策
正直なところ、SEO対策を自慢できるほどのことはやってません。
なぜなら、トレンドブログで行うSEO対策はそれほど多くはないからです。
ただ細かく見返していくと、下記の項目は概ね注意を払いながら取り組んでいました。
- タイトルライティング(ターゲットを想定したキーワード選定、重要なものは左から、など)
- description(スニペットに表示される説明文の作り込み)
- h1〜h3見出し(ターゲットキーワードを使用する、目次だけで内容が伝わるような工夫、など)
- 記事の構成(結論を早く伝える、余計な情報でかさ増ししない、など)
- 記事の文字数(上位サイトを抜くためのボリューム)
- 文字の装飾、太字やボックスの活用(色の統一、ユーザービリティへの配慮)
- 画像・動画の多用(より理解度を深めるため)
- カニバリズム対策(重複コンテンツは作らない、被りはリライトか削除)
- 記事内での関連キーワード、共起語の活用(ターゲットキーワードと関連性の高い単語の活用)
- カテゴリの整理(無駄に増やさない、カテゴリを絞り得意分野に絞る)
- 内部リンク(関連記事の展開)
- 発リンク(信頼性の高い外部サイトへの誘導、引用)
- 更新頻度(ほぼ毎日更新、既存記事のリライト)
- altタグ設定(画像検索からの流入、被リンク獲得のため)
- リンクエラーのチェック(プラグインを使用しリンク切れは定期的に修正)
- 上位表示できている記事は定期的にリライト(継続アクセスが見込めるもの、新情報など追記)
- サイトコンテンツのリフレッシュ(3ヶ月おきに全体の見直しを行い、消費期限切れの記事は削除)
多くないってゆーたやんけ!めっちゃあるやないの!
って思われるかもしれませんが、これらは「記事作成の一連の流れ」で出来ることがほとんどです。
すなわちネタリサーチ→ライバルリサーチ→記事執筆→投稿の過程で処理できます。(逆にあとでまとめてやるとめちゃくちゃシンドいです)
後から1個1個付け足してやっていくと超絶面倒くさくて心が折れるし時間がかかるので、これらのSEO対策は初期の頃からきちんと習慣づけておくと後々がラクです。
ちなみに、見てる限り稼いでるブログはほとんどこれらを徹底して実践してるので、「むしろやらないとそれだけで不利」なんじゃないかとさえ思います。
正しいキーワード選定、正しいライティングは基本中の基本ですが、こういう細かいところも手を抜かずに対策していくことがライバルを抜き去るための小さな差別化に繋がります。
広告運用について
月収146万円を達成したときは、今はもうサービス終了してしまったX-liftと2社で運用してました。
とはいえ、ちょうど100万円達成する前月くらいに終わってしまったので、上乗せできたのは3万円くらいでしたが…
現在は新たに3社ほど導入してますが、やはりGoogleAdSense単体で運用するよりも遥かにRPMも高くなります(最大2倍くらい)。
そのための手間といえば担当者とメールでやり取りして広告のタグをペタって貼るだけなので、労力ほぼゼロで収益を最大化出来ます。やらない理由が無いですよね。
ただ、X-liftで経験した「いきなりサービス終了になる不安感」とか、支払いが遅延する広告配信会社も実際にあるので、やはりGoogleの安定感はさすがだな、と思います。
僕の環境だと2021年現在はGoogleが収益率No.1ですが、一時期はGoogle以外の広告配信会社が、Googleの広告単価を上回る時期もありました。なので複数広告は導入するときは単価やクリック率を見比べて、主軸にする広告を調整することが望ましいでしょう。
広告の最適配置についてはここでは割愛しますが、関連記事広告、ビッグバナー広告は単価アップには欠かせないので、AdSenseの広告収益化の最適化の提案には常に目を配っておきましょう。知らずに放置して損するのはもったいないので。
AdSenseポリシーの準拠やペナルティについて
ブログを運営していく過程で、重大なペナルティを受けたことはありません。
が、肌色が多い画像を使用してページ単位の広告制限ペナルティを受けたことは何度もあります。笑
また、これは恥ずかしい話ですが、過去に一度だけエックスサーバーから削除依頼を受けたことがありました。原因は、あるセクハラ記事でニュースになった話題を取り上げた内容でしたが、現状だと個人情報保護法に抵触するから、とのことでした。
通達を受け、ビビりながら即刻削除し処理を済ませましたが、個人的には「やって良いことといけないこと」の線引を明確にするきっかけとなりました。
自分が発信した言葉が、誰かを傷つけたり迷惑をかけてしまう。それでお金を稼ぐのはさすがに違うよな、なんて当たり前すぎることに気づけなかったのははっきり言ってダサいの一言ですが、お陰様でそれ以降は「誰も傷つけない情報発信をする」ことをモットーにブログを書くことを決意しました。
また、2019年の京アニ事件、あおり運転事件では一線を越えたトレンドブログが訴訟されたり、アカウント凍結などの処遇を受けた事実を鑑みても、個人が深入りすべきではない領域はあります。僕らは週刊誌でも新聞社でもないし、完全に自己責任の世界。誰も守ってはくれません。
AdSense初心者が勝ち上がっていくための未来予測戦術
トレンド=流行なので、話題になっていることをネタに記事を書くのがAdSenseのセオリーです。
とはいえ、それだとライバルも多く、立ち上げたばかりの弱小ブログはすぐに埋もれてしまいます。
なので勝つための記事ネタ選定の優先順位は、
「過去に話題になった<現在話題になっている<これから話題になる」
こんな感じで、「未来予測」に比重をおいて上位表示を狙っていくことが勝ちパターンになります。
過去に話題になったことを書くとき
過去に話題になったネタは、基本的にレッドオーシャンになっていることも多いので、「再びそのキーワードが検索されるか?」の仮説を組み立ててから書き始める必要があります。常に狙い・意図を持って記事を書きましょう。
「なんでいまそれを書いたん?」を説明できないような記事は、どれだけ熱量を込めても徒労に終わるケースが多いです。(そういうのもたくさん書きました)
ただし例外もあります。
確か6年くらい前にニュースで話題になったネタを、最新情報を追記して書いたところ、なにかの番組でそのことが話題に登り、たまたま上位表示できていたのでアクセスが爆発しました。
なので、書いてすぐにアクセスが来なくても凹まない、っていう心構えは結構大事です。
また、既にライバルに書きつくされて隙間が無さそうに見えるネタでも、最終更新から1年以上経過してたり、いまいちクオリティが低い記事が上位にある場合は、質の高い記事で時間を掛ければ、条件次第で上位表示させることが出来ます。
今話題になっていることを書く場合
Twitterで、テレビで連日のように取り上げられる話題ですから、みんなこぞって飛びつきます。もちろんチャンスなのでこっちも飛びつくわけですが、狙えるキーワードはそんなに多くはないし、「速さが決め手」みたいなところがあるので、速報から15分でインデックスするようなライバルにはなかなか勝てません。
おまけに、自分が書いた記事と全く同じ内容を自分よりドメインパワーが強いライバルが書いたとしたら、競り負けてしまうことも結構あります。
たとえばアクセスを集めるチャンスはこの3日間くらいしか無いのに、せっかく書いた記事が3ページ目とかだったら機会損失なわけです。
だから、速報ニュースが出たらまずは「ライバルはおそらくこのキーワードを狙うだろう」とある程度予想した上で、競合しにくいキーワードにずらして記事を書いていったほうが勝率は上がります。
この場合、上位表示の確率とアクセスのボリュームはトレードオフになることが多いです(メインの検索意図から離れていくので)。また、ずらし過ぎて「それ誰が検索するん?」な記事を書いてしまわないように注意しましょう。
だからこそ、未来予測。
ライバルが一番少ないのが、未来予測です。まだ現実に話題になっていないのだから、予測ができない人には書けない=ライバルが減る、というわけですね。
これから起きるであろうムーブメントや検索者の需要を先回りして予測し、記事を仕込んでおくことで、需要が高まった時に上位表示できていればアクセスを独占することが出来ます。(デマとかガセネタはダメですよ)
そのためにはトレンドの流れを読む経験や感覚、タイミングも重要なんですが、うまく行けばドメインパワー0の状態でもアクセス爆発のブレイクスルーが可能です。
誰のための記事なのか?を具体的にイメージする
多くのトレンドブログ実践者は3日後のテレビ欄、3ヶ月後の紅白、半年後のオリンピックなんかを目指して記事を仕込んでいますが、そこで重要なのは、「その記事は誰のためのもの?」という“検索者目線”を持つことが重要です。
大事なことなのでもう一度いいます。
“検索者の目線になって記事を書こう”
これを日頃から意識してリサーチしていきましょう。
主観ではなく客観性を持って、「どんなことが疑問になるだろう?」「何を知りたいと考えるだろう?」を強くイメージするんです。たとえばTwitterでキーワードを入力したり、ヤフーニュースのコメント欄を実際に見に行く、yahoo知恵袋を覗いてみる…とかを繰り返しているとだんだんわかってくきますよ。
この基本中の基本「誰のための記事?」思考が育たないままだと、500記事書いてもおそらく成果は出ません。
極論、トレンド×AdSenseにおいては自分が書きたいこと、自分が得意なことはどうでもよくて、
『検索者がTwitterでもYouTubeでもなく、わざわざスマホのブラウザ立上げて、わざわざ検索窓にキーワードを打ち込むなんて面倒くさいことをやるほど気になっていること』
に対してベストアンサーを提示することが、ブログの使命と言っても過言じゃないです。
たとえばジャニーズやアイドルについて記事を書くなら、
- ファンに向けての記事なのか
- そこそこ知ってる年齢層を狙うのか
- まったく知らない年齢層を狙うのか
で記事の構成はもちろん、狙うべきキーワードもタイトルも全て変わってきます。層が異なれば打ち込む検索キーワードも変わりますし、年齢によっても反応するタイトルやキーワード、本文のライティングも変えていかなければなりません。
トレンド×AdSenseの場合、脱毛や美容エステのサイトアフィリエイトみたく細かくペルソナ設定する必要はありませんが、解析ツールのGoogle Analyticsを見れば来訪者の年齢層や性別は一目瞭然。意識しましょう。
もっと言うと、検索者の9割はスマホユーザーなので、使うキーワード(漢字・ローマ字)はPCではなくスマホのフリック入力最優先で考え、タイトルの見え方も文章の大きさも改行も画像も広告配置も、全てスマホ基準に合わせて記事を作るべきでだということに気付きますよね。
たかがブログとはいえ、お金を稼ぐビジネスです。
つまり「ビジネス=価値提供である」のルールがそのまま当てはまるわけです。
書いた記事はかならず添削&分析して次の糧にする
書く前には必ずライバルをリサーチ。そして書き終わった後もライバルのリサーチを。
自分の書いた記事がなぜその順位なのか?を分析し、改善を加えていくことが大切です。
たとえば、
- キーワードは上位ライバルと差別化出来ているか?
- 上位ライバルと比べても魅力的なタイトルになっているか?
- 記事の構成でさらに検索者のプラスに出来る要素はないか?
- ライバルと比べて記事の内容に不足はないか?
- 誤字脱字や引用、画像の貼り間違い、リンク切れはないか?
などなど。
記事は書いたら書きっぱなしではいけません。自分が書いた記事が一番に選ばれるための分析してみましょう。
そして可能な限り、「正解を知っていそうな人」に添削してもらい、フィードバックを受けるべきです。
車の免許の試験を思い出してみてください。S字クランクと縦列駐車を独学の知識だけでクリアしたいですか?
そんなことに時間を使うよりさっさと免許を取得取ってしまいたいはずです。その方がストレスもたまりませんし時間の節約になります。やってみて、ダメなら教官に聞けばいいだけです。
ブログでも一緒です。プロセスも重要ですが、やっぱり結果にこだわりたいですよね。
まとめ|初心者がAdSense1年で月収100万円を手に入れるまでにやったこと
読まれていて、こう思われたかもしれません。
全部基本的なことばかりで、特別なことやってないじゃん!と。
そうなんです。重要なのは「検索意図に応えるチカラ」なので、表面的なノウハウに差って実はあんまりないんですよ。
「需要のあるキーワードで書いた記事を狙ったタイミングで上位表示させるための基礎」
これさえしっかり身に付いてしまえば、ブログ初心者でも短期間で大きな結果を生み出すチャンスはありますし、ブログで10万円を稼ぐのと100万円を稼ぐのとでやっていることはほとんど変わらないです。
ただし、成果の出る人と出ない人は、この基礎レベルに大きな差があります。経験の差・試行錯誤の差が、感覚レベルの差になって行きます。
だからノウハウの差よりも、いかに基礎を自分のモノに出来るか。そのうえで、検索者目線になってコンテンツを投下出来るか。これだけです。
情報は無料です。あとはやるだけ。なので真似できるところはどんどん真似してみてくださいね。
気になった点はコメント頂けるとお返ししますのでお気軽にどうぞ。
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