「せっかく書いたブログ記事を長く上位表示させたい」
「安定アクセスを集める長寿命な記事を増やしたい」
収益化ブログを運営している人なら誰でも、上記のような悩みを抱えているのではないかと思います。
書いた記事が上位表示されると、ブログへのアクセスがアップし収益を伸ばすことが出来ます。
しかし本当に重要なのはここから。
書いた記事がすぐにライバルに抜かれてしまったり、1ヶ月後には検索圏外に飛んでった…
なんてことにならないためには、上位表示させた『後』が大事。
そのポジションをキープ・あるいはTOPを目指すための対策が必須なんです。
この記事では、9ヶ月間月イチ更新でも50万PV/月の安定アクセスを集めている僕が、
「ブログ記事を上位表示させ続け安定アクセスを維持するためには必ず押さえておきたい4つの対策」
を紹介します。
この記事を読めば、ブログ記事を上位表示させ続けるために最低限必要な対策方法を学べます。
ブログへのアクセスと広告収益アップを考えている方は、ぜひ記事を参考にして記事を書いてみてください。
【大前提】検索ニーズにマッチした記事を書くこと
まず大前提として、検索者が検索窓に打ち込んだ疑問や
知りたいことにズバッと刺さる記事であること。
コンテンツ量や運営歴の評価によりある程度のドメインパワーがついてくると、「新発売!」とか「速報!」といった新規キーワードならすぐに上位ページにインデックスされることも珍しくはありません。
そこで「とりあえずドメイン強いから上位表示できた、やったね」と満足せずに、
- なぜ上位表示できたかの分析
- その後の検索順位の追跡
- 新情報のチェック、リライト
このアフターケアを必ず行っていきましょう。
当然ですが、長く検索上位に留まるためには、文字数やSEO対策といったテクニックよりも
『検索者から求めらている情報を的確に提供できている』ことが重要です。
つまり質の高いコンテンツを量産する基礎的なノウハウを身につけることが最重要で、他のことは枝葉と言ってもいいんじゃないかと。
例外として『質の高いコンテンツ』じゃなくても上位表示されるケースもあります。
『スタバの新作のフラペチーノのカロリーが知りたい!』という検索クエリに対し、
→『スタバの新作フラペチーノの販売期間はいつまで?人気のカスタムも徹底調査!』(カロリーどこ行ったん??)
みたいなニーズとほとんど合致していない記事で、瞬間的に上位の検索結果に食い込むことはよくあります。
なぜそうなるかの理由は、
- 記事を投稿したタイミング(新規キーワードだったり急上昇ワードを狙うと起こりやすい)
- ドメインが強いライバルがまだ少ない
- ドメインパワーの相対評価
などが考えられます。これはあくまで短期的一時的なもので、対策をせずに放っておくとあっという間に競合にポジションを奪われてしまいます。
最悪の場合アップデートによるアルゴリズムの変動で圏外に飛ばされてしまうことも今や珍しくありませんよね。
そうなってしまうと、
- 過去に書いた記事が安定アクセスをもたらしてくれない
- 常にアップデートに怯えなくちゃいけない
- 記事を書き続けないと収益が大幅にダウンしてしまう
こんな苦しいブログ運営を強いられることになってしまい、ブログの収益はいつまで経っても安定しません。
というわけで、
いくら記事数が多くてもドメインが強くても、検索ニーズを満たしていない記事は上位から弾かれます。
何よりも重要なのは「検索者のため」です。
まずはこの当たり前の部分を徹底して記事を作成していきましょう。
一貫性のあるタイトルキーワードを選ぶこと
これは上位表示の施策にも言えることですが、一貫性を伴ったタイトルキーワードを選び、完結なタイトル作成を心がけましょう。
多くの検索ニーズを取り込もうとして関連性の薄いキーワードを網羅的に詰め込んでも、一時的に上位表示は出来るかもしれませんが、どれだけドメインが強かろうと時間とともに淘汰されていきます。
検索ニーズとの関連性が低い=求められていない記事だからです。
例えば「スタバ カロリー 低い」の3語で検索をかけてみると、ほぼ全ての記事に「スタバ カロリー 低」のキーワードが含まれていることがわかります。(→参考URL:「スタバ カロリー 低い」)
この記事を書いている段階だと、1位表示されている記事は、個人ブログです。
『スタバカロリー低い順まとめ!ダイエット中に飲めるフラペチーノは?』
サイトのデザインはお世辞にも素敵とは言い難いですが、3年前の古い記事にも関わらず他の特化ブログを抑えて1位を取っています。
この成功事例を分析してみると、
- (狙った3語+ダイエット」という一貫性が評価されている
- 無関係なキーワードは一切排除
- 「スタバカロリー低い順まとめ」の13文字で、「早く簡潔に」情報を伝えている
- 「カロリーが低い順に」という手間ひまをかけて価値をプラス
- デザイン<みやすさ・わかりやすさ
ということがわかってきます。
これは筋トレでも漫画でもアニメでも全てに応用できそうですよね。
が、やはり最重要がコンテンツなので、一貫性を伴ったタイトルと、記事の内容がもっとも評価されているのは間違いありません。
記事の独自性を高めること
続いては独自性について。
ブログ初心者にありがちなのが、よそのページを参照しながら書いてしまう無意識のコピペ記事量産です。
これはGoogleアドセンス審査を通過した人ならもれなく理解していると思いますが、Googleはコピーコンテンツが大嫌いな代わりに、役に立つオリジナルな情報が大好きです。
サイトの評価基準として有名なのは『E-A-T』(権威性・専門性・信頼性)ですが、ページ単位の評価としては、『Googleらしいデザインの原則』が重要なのではないかと考えています。
以下にOfficial Google Blog: What makes a design “Googley”?の日本語訳を引用します。
Googleらしいデザインの原則
1.人々に焦点を当てろ――彼らの生活、彼らの仕事、彼らの夢に2.すべてはミリセカンド単位で数えろ
3.シンプルにすると強力になる
4.初心者ユーザーを引き込み、上級者ユーザーを魅了しろ
5.革新に挑め
6.世界に通用するデザインを
7.今日と明日のビジネスのために計画せよ
8.気を散らさず、目を楽しませるようにしなさい
9.人々の信頼にふさわしいようにしなさい
10.人間味を加えなさい
引用:GIGAGINE
上記のことから分かる通り、Googleは「正確さ、スピード、シンプルさ、独自性」といったユーザーエクスペリエンスを重要視していることがわかりますね。
Googleのプラットホームに乗っかっている僕らも当然、記事作成にあたってはテクニックよりも検索者目線でコンテンツを作成していく必要があるということです。
特に、『10.人間味を加えなさい』が言いたいことは、どこかで見たような薄っぺらいキュレーションサイトの記事ではなく、あなた自身の独自の考えや、自分の手足を使って集めた情報を世界に還元することを意味しています。
記事は定期的にリライトして鮮度を保つこと
情報の鮮度は非常に重要です。
どれくらい重要かと言うと、ただ数文字加えて更新ボタンを押しただけで、表示順位が上がった経験もあります。
逆に、リンク切れの古い情報だったり、1年前の情報から更新せずに放置しているページは、当然ながら順位は下がります。
つまり『これは現時点で最新の情報である』という主張が評価ポイントになります。
まあ、普通に考えて、似たようなタイトルで2つ並んだページの片方が3年前、片方が昨日書かれたページだったら、新しい方を選ぶのが人の心理ですよね。
なので、自分のブログ記事が検索上位やTOPを取ったからといって油断することなく、マメにメンテナンスしていきましょう。
稀に記事の投稿日や更新日を明記していないページがありますが、あれは「更新していないことを隠す」目的としては確かに機能しますが、ユーザビリティの面から考えると確実にデメリットにしかならないと僕は思います。
なぜなら、「それって最新の情報?」がわからないからです。
これは経験上から言えますが、エラーや問題解決のために調べてたどり着いたブログ記事が、「現時点で最新の情報なのか?」がわからないときは離脱して次を探します。古くて役に立たない情報を掴まされたくありませんからね。
ライバルリサーチをする際も、僕は6ヶ月以上更新されていないキーワードだったら率先して狙っていきますし、自分の書いた記事も上位を維持したい記事は毎月何らかの更新をして鮮度を保つ工夫をしています。
(おかげで2年前に書いた記事でも上位表示できているページは結構あります)
というわけで、
書いた記事は定期的にインデックス順位を見直し、必要であれば新情報を追加しリライトを掛けていきましょう。
まとめ:ブログ記事を長く上位表示させるための対策
というわけで。
上位表示を長くキープし、安定アクセスをもたらすブログ記事にするための4つの対策とは、
- 検索ニーズにマッチした記事を書くこと
- 一貫性のあるタイトルキーワードを選ぶこと
- 独自性の高い記事を書くこと
- 書いた記事は定期的にリライトし鮮度を保つこと
この4つを意識していくと良いでしょう。
またこれ以外にも、記事更新を怠らずにコツコツ更新していく継続力だったり、被リンクの獲得や内部リンク施策などやるべきポイントはたくさんあります。
ライバルはあなたのブログを引きずり下ろして上位に上がるべく虎視眈々と爪を磨いているので、ライバルとの戦いに勝ち続けて収益性の高いブログ記事を量産していくためにも、この記事で紹介した4つの対策を実践されてみてください。
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