なぜ彼はコンサル初月でアドセンス審査に合格し、10万PVを突破できたのか

ご存じの方も多いかと思いますが、アドセンス審査は2021年の中頃から難易度が上がり、

  • 5記事で合格!
  • 1週間で合格!

みたいな「速くてカンタン」みたいな時期は既に過去のものとなっています。

頑張って『体験談やお役立ち記事』を書いているのに
どうして審査に合格できないんだ?!

そんな悔しさをにじませて頑張っている方も多いんじゃないかと思います。

確かに、ネットの古い情報では、

  • 体験談を書こう
  • 役に立つ記事を書こう
  • 1つに特化しよう

みたいなノウハウを呪文のように唱えている人が未だに一定数いるようですが、正直『まだそんなこと言ってるの?』と思います。煽ってるわけじゃなく、事実としてもうその考えは古いと言わざるを得ません。

現に、僕がコンサルしてアドセンス審査を通過しているメンバーさんはもう、

『体験談にもとづくお役立ち記事 』

は書いていません。ジャンルもバラバラです。それでもみんな審査に合格されているのが現状です。

今回は、僕のコンサルを受けてくださっているHさんがサポート開始からわずか9日間アドセンス審査に合格された事例をご紹介します。

審査になかなか通らないという方、必見です。

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たった9日間で審査に合格し収益化をスタートさせたHさんの事例

主観での評価になりますが、Hさんはかなり好奇心が旺盛で、自分で「これは」と思えばガンガン進まれていくタイプ。

ド素直に貪欲に知識を吸収していくところも「あ、この人は絶対稼げるだろうな」と予感しました。
(経験上、このタイプの方はどんどん吸収して成果を伸ばされていきます)

Hさんの審査合格の流れはこうです。

2/18 コンサル開始
2/25 サイトの体裁や教材の読み込み準備
2/26 記事添削スタート(1日1〜2記事)
3/6 アドセンス審査合格の通知が来る

1週間、しっかりとマニュアルを読まれ、わからないことはマメに相談に来られていました。

自力で解決できることは自力でやる。でもわからないことすぐ聞く。仕事のできる人のライフハックですね。

そんなHさんのブログですが、当初はなかなか厳しい状況にありました。

Hさんのコンサル開始直後の状況

Hさんのコンサル開始直後の状況は以下の通り。

  • ブログ立ち上げ2ヶ月目
  • 60記事ほど投稿済み
  • 記事のインデックスはほぼゼロに近い(確か2〜3記事)
  • デイリー30〜60PV前後(SNSとオーガニック検索)
  • アドセンス審査4回落ちた
  • SWELL使用
  • SNSで記事拡散も実施

4度アドセンス審査に挑まれただけあって、わかりやすいライティングや記事構成に努力の影が見受けられました。おそらくかなりの「アドセンス対策」を試されたのだろうなと思います。

また、サイトの見た目もかなりデザイン性が高く凝られていて、ユーザーへ与える印象は決して悪くなかったはず。それでもなお、GoogleはHさんのブログを評価していませんでした。

サイトの見た目やメニュー類の充実、「んあんとなく詳しそう」程度のクオリティでは不十分だということです。

Hさんの課題は何だったのか

Hさんの抱えていた課題はズバリ、

課題『記事がまったくインデックスされない』

でした。

60記事のほぼ全てが検索エンジンにインデックス未登録の状態。

これはGoogleからすると「有用なコンテンツが存在しないサイト」という認識で、その状態ではアドセンス審査に通過することはほぼ不可能です。下手するといくら記事を書いても「評価されない記事」が足を引っ張って悪循環に繋がりかねません。

原因はおそらく『記事ネタ』です。

Hさんは当初ブログに、

  • アプリの使い方を解説する記事
  • 節約アイデア記事
  • 早起きや生活の知恵記事

いわゆる「体験談に基づく日常のお役立ち記事」「ライフハック記事」などの記事を投稿していました。

アプリの使い方を紹介する記事は画像付きで非常に丁寧に、構成もしっかり作られていて、どれも実体験に基づいていて、お世辞抜きでとてもよく書けていたと思います。

ですが、

すでに類似の事例を紹介する記事が多数あり、重複コンテンツの評価を受けていた可能性が高そうでした。

アプリ記事に関しても『公式の手順解説をなぞる内容』に近かったことが、インデックスされない問題に繋がっていたのかもしれません。

ポイントまとめ
  • 類似の記事が既に多数存在していた
  • ニュースサイトと競合していた
  • 公式サイトの内容をなぞる記事が多かった

記事ネタ選定の改善をアドバイス

Hさんにはひとまず、「直近で新しく話題になってることについて書いてみてください」とアドバイスしました。

するとHさんはすぐニュースやTwitterで話題になっていることを記事に書いて来たんです。(スピード感がほんと凄い)

そのやり取りを3〜4回しているうちに、

『ロシアがウクライナに軍事侵攻』

というニュースが飛び込んできました。

世界中が注目するセンセーショナルな話題でしたが、それ以上に「なんでいま??」「どういう事情で?」の疑問で日本中が騒然となっていたことは記憶に新しいと思います。(僕も当時はまったくわかりませんでした)

そこで僕はHさんにこう提案しました。

ウクライナロシア問題が話題だけど、なんでそうなったの?
の理由や背景を知りたいニーズがめちゃくちゃ多いです。

子どもでもカンタンにわかるような解説記事を書いてみましょう。

わかりました!やってみます!

翌日、Hさんは超わかりやすい記事を投稿。

その結果がこれ。

初日で2,800PV

なんと書いた初日で2,800PVいった、とのご報告。

さらに信じられないことに、翌日には18,000PVを突破。

バズりにバズっている模様

先日まで30とか60PVだったとは思えない急上昇。笑

審査通過前だけに広告収益が生まれないことが残念ですが、この勢いを生かさない手はありません。

もうアドセンス審査出しちゃいましょう!

とお伝えしました。

※サイト評価を少しでも上げるべく、インデックスされていない記事はなるべく非公開にして提出。

その数日後、Hさんは無事アドセンス審査に合格。

このときHさんは旅行中だったそう

Hさんはこのあとも10日くらいは3,000〜10,000PVを維持し、記事投稿からあっという間にブログ全体で10万PVを突破しています。ずっと話題が続いてるだけに検索需要も長引いているわけですね。

収益もデイリーで1,000円以上をキープされていますし、おそらく初月から2〜3万円、単価次第ではさらに伸びていくことは間違いないでしょう。

Hさんの記事はなぜインデックスされなかったのか?

さてここで疑問が。

60記事もの「お役立ち記事」を積み重ねてきてもGoogleに評価されないのはなんで?

についてですが、シンプルに「お役に立てていないから」と考えるべきでしょう。

昨今のGoogleは情報の「信頼性・権威性・専門性」を特に重視しているので、あまたのライバルが存在する「生活の知恵ジャンル」で勝負するのは少々分が悪い。

新規のブログが頭一つ突き抜けるためには、

『新規性の高いキーワードを狙う』

ことが鉄則です。

理由は、「新しい話題には、ライバルが少ないから」です。

例えば、「上質さ」を追求した高級トースターで家電業界に殴り込みをかけたバルミューダが、2021年に発表したバルミューダフォン。「鬼ダサい」「キッズケータイみたい」「かわいそう」「爆死」とさんざんな酷評を浴び話題になりました。

当たり前ですが、バルミューダフォン、という単語自体、おそらくこの世に存在していなかったので、この話題に関するライバル記事は2021年以前に存在しません。初期の段階で、

バルミューダフォンのデザインが鬼ダサいんだけど、デザイナーって誰なのかな?

みたいな疑問に対する記事がまだ書かれていなかったら、ここは『お役に立てる可能性が高い』です。

需要が大きいのに供給が少ない。
おまけに「いま検索されている」

こんな状況だと、新規の記事でも
評価されやすい傾向があります

重要なことは、こうした全く新しいキーワードは、誰もが見つけられるわけではなく、「意識して探している人」にだけ見えるものです。知らなければ書けませんからね。

よって、アドセンス審査に通過したい人も、ブログで収益化を進めていく人も、『情報感度を高めること』は十分な差別化になるんです。

もう一つの事例を考えてみましょう。

新型iPhoneみたいなキーワードは圧倒的不利なケースが多い

では、「新型iPhone」だったら?

「iPhone14の新機能やデザインの変更まとめ。発売日はいつ?」

みたいな記事を書くとします。

こちらも最新機種が発表されれば「過去にはライバルが存在していない」状況は一緒のように思えます。

が、実際のところは違います。

無数のiPhone追っかけマニアが、iPhoneに関する専門性の高い記事を何十、何百記事と積み重ねているんです。いわゆる「ガジェット・iPhone特化ブログ」の独壇場になりやすく、新規ブログだと明らかに不利です。

もっと言うと、情報感度が高く経験豊富なライバルたちは、iPhone13が発売された直後に

「iPhone14の機能やデザイン予想と販売時期の予想」

みたいな未来予測記事を数年前からじっくり仕込んでいたりするのです。ここで真正面から記事を書いても「お役に立てない可能性が高い」です。1年掛けて抜くつもりなら書くべきですが、アドセンス審査の段階に限っては避けるのが無難ですね。

言ってみれば新規のブログは「新入社員」みたいなもの。既存の記事はみんな3年5年先に入社した先輩です。
先輩は既に周囲に認知されていて、発言力を持っています。「あんた誰?」な新人とはスタートからして差がついているわけなので、評価を得るためには工夫がいります。

これからアドセンス審査にトライされるあなたへ

もしあなたがこれからアドセンス審査に挑まれるのであれば、ただの体験談やお役立ち記事を書くのではなく、以下を試してみてください。

新規性の高い話題で、自分の考察や主観を織り交ぜた記事を書くこと。
ある程度PVを集めた状態でアドセンス審査に臨んだほうが成功率は上がります。

サイトに低評価コンテンツが存在しても、それ以上に価値のあるコンテンツが含まれていれば、
検索エンジンはそのサイトを評価します。つまり「有用性が高い」と判断されます。

目標PVはデイリー30〜200PV。
これくらいのPVで多数の合格事例があります。

10〜20記事程度書けば、SNS活用とオーガクニック検索でデイリー100くらいは割と到達しやすい数字です。

あとは、「新規性の高い話題って?」なんですが、Twitterやyahooリアルタイム、yahooニュースなどのランキングを見れば話題になっていることは可視化できます。

そして「トレンド」に乗ることで、立ち上げ間もないブログでもPVを伸ばし、収益も大きく伸ばしていく事ができるようになります。その繰り返しの先に、月収10万円や30万円、100万円といった世界も繋がっていますよ。

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